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ビタミンD・K :: カルシウムと体を結んで、骨や筋肉を力強く、健康的に。

丈夫な骨と筋肉のために働くビタミンD。

 丈夫な骨をつくるためにカルシウムが大切なことはよく知られていますが、このカルシウムの体内への吸収を助けたり、血液中のカルシウムを骨へと導く仕事をするのがビタミンDです。育ち盛りのお子さまはもとより、年齢とともに骨密度が低下する中高年の方にとって、さらには骨粗しょう症や骨軟化症の予防のためにも、意識したいビタミンです。

 筋肉もまたカルシウムが必要ですが、ビタミンDは筋肉に不足したカルシウムを骨から回すという役目も果たしていますから、筋肉の機能を保つためにも不可欠なビタミンです。

骨粗しょう症の予防に期待されるビタミンK。

 ビタミンKもDと同様にカルシウムを吸収し、骨に生かす作用を促しています。さらに骨のカルシウムが尿などとともに排出されるのを防いでいますから、カルシウムをしっかり確保した丈夫な骨を維持するために欠かせません。また骨粗しょう症の予防にも期待がかけられています。

 ビタミンKは体内でも合成されますが、日頃から抗生物質を常用している場合は、それによってKの体内合成が阻害されますから、サプリメントで補給をするのも有効な手段です。


生活習慣と不足しやすいビタミン
手足が冷えて困っている人
冷え性は末梢血管の血行障害が主な原因です。ビタミンEは、手足などの細かい血管を拡張して血行をよくし、体内の血液循環を高める働きがあります。
疲れやすいと感じている人
ビタミンB1とB6は、互いに協力しあって神経組織や筋肉、神経に作用し、弱った神経の働きを正常に戻してくれます。B12やEも疲労回復に効果的に働きます。
肩こりや腰痛がつらい人
血行障害に効果的なビタミンE。神経のビタミンであるB6とB12。Cも椎間板(腰椎のクッション役)の材料になるコラーゲンをつくるために必要です。
ダイエットをしている人
カロリーを抑えた食事内容では、どうしてもビタミン類が不足になりがち。各種ビタミンを総合的に補給することが必要です。
抜け毛や薄毛が気になる人
神経や筋肉の疲れをほぐすビタミンB2、B6は髪の順調な生育を助けます。また、フケ防止に役立つのが抗酸化作用のビタミンEです。
たばこをよく吸う人
たばこを吸うとビタミンCを大量に消費します。粘膜に作用し抗酸化作用のあるβ-カロテンと同時にビタミンEも補えばA・C・Eの協力パワーが効果を発揮します。
甘党や外食の多い人
ケーキや和菓子などが好きな甘党は糖分を代謝するためにビタミンB1が多量に消費されます。また外食が多い人は必要量のB1を摂取するのはかなり困難。B1の補給を。
ストレスを受けやすい人
適度なストレスは活力のもとですが、ストレス過多は避けたいもの。抗ストレス作用があり、抵抗力を強くするビタミンCを多めにとりましょう。神経ビタミンのB1・B6・B12も同時にとりましょう。
健康パワーブック 2010年3月発行
活性酸素とビタミンエース(ACE)。
ビタミンA、C、Eの連携で活性酸素から体を守る!

 体は、食べ物でとった栄養を酸素によって分解・燃焼させ、エネルギーに変えています。これは「酸化」と呼ばれ、生命を維持するために不可欠な基本メカニズムです。しかし酸化によって活性酸素(不安定で攻撃性の強い酸素)も発生し、それが大量になると酵素や遺伝子などまで悪影響を広範囲に与えます。そして「過酸化脂質」(体の中のサビ)をつくり出し、体の老化を早めたり、動脈硬化などの生活習慣病、発がんにも深く関与するとされています。

 体は本来、活性酸素に対する防御システムをもっていますが、強い紫外線や大気汚染、過激な運動、喫煙、過食、ストレスなどにより活性酸素の発生しやすい現代にあっては、防御システムをサポートする抗酸化作用が必要になります。その役目を担うのがビタミン。

 とくに抗酸化作用を期待されているのがA、C、Eや、最近注目されているCoQ10です。脂の中(細胞膜など)で過酸化脂質の生成を防ぐAとE、細胞質液を活躍の場として活性酸素を無害化するCは「ビタミンエース(ACE)」と言われ、相互に助け合って活性酸素と戦う力を高めていきます。それだけにエースを一緒にとることが、抗酸化作用を得る近道なのです。

健康パワーブック 2006年4月発行

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