バレリアン :: ヨーロッパ原産オミナエシ科のハーブ。リラックス効果があり、寝つきをよくし深い眠りを促す。
- ここがポイント
- ●皮膚の活性化・細胞新生をになう「深い眠り」を促す。
- ●古くから心地よい眠りを促すリラックスハーブとして親しまれる。
- ●神経鎮静効果、不眠症改善効果。
- ●依存性、副作用がなく、安全性が高い。
- 睡眠に大切なのは長さより深さ。スムーズに深い眠りを促す。
-
毎晩よく眠れていますか? 「なかなか寝つけない」「途中で何度も目が覚めてしまう」「眠りが浅く疲れがとれない」など不眠に悩んでいる人が増えています。眠りたいのに眠れず、ふとんの中で寝返りを繰り返しながら悶々と過ごすのは本当に辛いもの。「歳なのだから眠れなくなるのはしょうがない」と諦めていた人にも注目されているのが、心地よい眠りを誘うハーブとして古くから用いられてきたバレリアンです。
バレリアンは、ヨーロッパ原産のオミナエシ科のハーブ。古代ギリシャ時代から心地よい眠りを促すリラックスハーブとして親しまれてきました。その優れた神経鎮静効果、不眠症改善効果は、世界的にも認められています。ヨーロッパでは不眠治療薬として用いられています。アメリカでは神経を鎮め、睡眠を促進するものとしてバレリアンのサプリメントが人気です。日本には江戸時代の後期に鎮静効果のある漢方薬として伝わり、カノコソウと呼ばれていました。
脳内にはギャバ(γ-アミノ酸)という神経伝達物質があるのですが、バレリアンの有効成分はこのギャバの代謝に関与しているようです。バレリアンは、ギャバの働きの一つである精神安定作用の働きを助長し、脳の中枢神経を穏やかに抑制することで睡眠を導くものと考えられています。
バレリアンに関する数多くの臨床実験が実施されており、その催眠鎮静効果が実証されています。「11168名の33歳から69歳の男女を対象としバレリアンを10日間投与したところ、72%が寝つきの悪さが改善、78%が眠りが途切れ途切れだったのが改善された」「高齢の78名の神経性睡眠障害患者に14日間、バレリアンを投与したところ、睡眠の深さと時間に大幅な改善がみられた」など、眠りにつくまでの時間を早め、睡眠の質を高めるものであることが研究結果からも明らかにされています。
- バレリアンは、依存性も副作用もないハーブ。
-
また、他の神経鎮静剤や睡眠薬などのような依存性、副作用がないことも明らかにされています。その安全性の高さは、子どもの疳の虫の薬として使われていることからもわかります。
バレリアンは就寝の1時間くらい前に摂るのがいいとされていますが、翌朝目覚めたときの不快感はなく、日中ふらふらして運転や運動、仕事などに支障をきたすといったこともありません。
加齢により寝つきが悪くなり途中で何度も目が覚めてしまうようになった、ぐっすり眠って疲れを次の日に持ち越したくない、翌日に緊張する行事が控えていて軽い不安やストレスがあり寝つけないといったときは、ふとんに入る1時間前にバレリアンのサプリメントを摂取してみるといいでしょう。
