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食物繊維(サイリウム) :: 成分の90%が食物繊維のサイリウム。便秘解消・肥満防止に効果を発揮。

ここがポイント
●便秘を改善し、便通を良く。
●肥満防止・ダイエットもサポート。
●心臓病や脳卒中の原因となる悪玉コレステロール上昇を抑制。
●食後の血糖値、インシュリン分泌も抑制。
●水溶性・不溶性の食物繊維の機能を兼ね備えたサイリウム。
長寿の秘訣は食物繊維にあり。

 生活の欧米化に伴って、食卓も昭和30年頃から急速に変化し、日本の伝統食が食卓に登場する機会が少なくなりました。外食産業も盛んで、インスタントやレトルト食品、スナック菓子を食べることが増え、食物繊維の摂取量が大幅に減少しています。

 食物繊維とは、食物に含まれる成分で、人間の消化酵素で消化されない成分です。かつては栄養的価値はゼロ、役に立たないものとしてみなされていたものです。しかし、そんな食物繊維が、食べても太らないことや便通をよくし、大腸がんや生活習慣病の予防に重要な役割を果たすことがわかり、脚光を浴びています。

ただ者ではない偉大なる食物繊維。

便秘に技あり。
 食物繊維は胃で消化されないでそのまま腸に達し、排泄物を増やして便通をよくします。
 また、腸の蠕動運動を促す働きがあり、便の水分が必要以上に大腸で吸収されるのを防ぐので便が硬くならず、楽に排便ができます。

肥満予防・ダイエットに威力発揮。
 食物繊維をたっぷりとることで、低カロリーであるのに食事のボリュームが増すために、満足感が得られます。
 食物繊維には吸水作用があるため胃の中で水を吸ってふくらみ、満腹感が得られ食べすぎを防ぐことができます。
 また、脂肪などの吸収を抑制する働きもあるので、肥満ぎみの人には欠かせない食品です。

生活習慣病の予防に役立つ。
 食物繊維には、消化管内の発がん物質を吸着する作用があります。また、食物繊維が吸収する水分で便量が増し、便に含まれる発がん物質を薄めるとともに、食物繊維が便通をよくするため便が体内にとどまっている時間が短くなり、腸壁と発がん物質との接触時間を短くしてくれます。
 また、コレステロールが吸収されるのは小腸の上部なので、食物繊維がコレステロールを包み込んでしまえば、心臓病や脳卒中の原因となる悪玉コレステロールの上昇を抑えることができます。
 食後の血糖値を抑え、インシュリンの分泌も抑えるので、糖尿病の予防も期待できます。

サイリウムは不溶性と水溶性の食物繊維をあわせもつ。

 食物繊維というと、筋張った繊維状のものを考えがちですが、ドロッとしたものや軟らかいものもあり、非常に多くの種類があります。その性格から、水に溶けない(不溶性)繊維と水に溶ける(水溶性)繊維に大別できます。

 サイリウムはプランタゴ・オオバコの種子の皮殻を粉末にしたもので、ヨーロッパの地中海地方やインド、アメリカで栽培され、古くから便秘解消や整腸、健胃剤、利尿、細菌性下痢などに広く利用されていました。

 サイリウムは成分の90%が食物繊維で、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の割合が1対4。ですから便量を増やし便秘解消にも役立つ不溶性食物繊維のいい面と、乳酸菌を増やして腸内環境を整え、血中コレステロールを下げるなどの水溶性食物繊維のいい面を両方合わせ持っているのです。


健康パワーブック 2010年3月発行

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