ビフィズス菌 :: 腸内を健康的に若々しく保ちながら、病気の原因と戦う、善玉菌の代表格。
- ここがポイント
- ●腸内環境を健康に保ち、便秘や下痢を予防。
- ●発がん物質や病気の原因となる有害物質の発生を防止。
- ●インフルエンザウィルスや病原菌にも抗菌作用を発揮。
- ●年齢とともに、ビフィズス菌は自然にどんどん減少。
- 善玉菌が優勢な腸内環境こそ、元気の源。
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腸内には100種類以上、総数で100兆以上の細菌が棲んでいます。そのなかで、よく知られるビフィズス菌は、消化吸収の促進やビタミンの合成、感染予防や免疫力の向上などに関係。健康に欠かせない善玉菌です。
一方、ウェルシュ菌や大腸菌などは、たんぱく質や脂肪を腐敗させ、腸内にアンモニアなど有害物質や発がん物質までつくりかねない悪玉菌です。
ビフィズス菌などの善玉菌が元気に暮らしていれば、おなかはいつも快調。便通もスムーズです。ところが善玉菌が減って悪玉菌が増えてくると、便秘や下痢気味に。体調もすぐれず、病気、ひいてはがんを引き起こしかねません。
- 発がん物質の発生やインフルエンザにも対抗。
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ビフィズス菌は、炭水化物を消費して有機酸をつくります。有機酸が大腸内を酸性に保つことで、腸が活発に運動し、排便がスムーズになる、これがビフィズス菌の健康メカニズム。
さらに、腸内腐敗を起こす悪玉菌の増殖を抑え、発がん物質や有害物質の発生を防ぐことにも役立っています。
病原性大腸菌や、赤痢・コレラなどの病原菌に対しても抗菌作用を発揮。感染を防ぐと同時に抵抗力も高めてくれます。
また、65歳以上の男女27名に19週間連続でビフィズス菌を摂取してもらうことにより、インフルエンザの発症や38度以上の発熱を起こすことが減少したことが報告されています。
この他、ビタミンB群を中心とした多くのビタミンを合成しますし、ビフィズス菌優勢の腸内環境では、カルシウムの吸収が促進されることもわかっています。
- 年齢とともに、みるみる減ってしまうビフィズス菌。
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これだけ重要な善玉菌であるにもかかわらず、おなかの中でのビフィズス菌占有率は年齢とともに減少の一途。乳児期の95%をピークに、成人で15%、還暦の頃には、なんと1%ほどに。理想は25%以上と言われていることに照らすと、決して侮れません。
さらに精神的・肉体的なストレス、便秘や下痢、肉食に偏った食生活などによっても簡単に崩れてしまいます。自然に任せたままでは、ビフィズス菌は減る一方なのです。
- 胃酸や小腸で死滅するビフィズス菌。
サプリメントで摂取するなら、大腸まで届くタイプを。
ビフィズス菌の活躍場所は大腸。ところが、せっかくサプリメントで摂取しても、ほとんどは大腸まで到達できません。なぜなら、胃酸で死滅し、さらに小腸でもアルカリ性によって死滅してしまうためです。
最近は、胃酸にも小腸のアルカリ性にも強い、工夫の施されたカプセルタイプのサプリメントが出ていますから、上手に利用し、大腸までしっかり届けるようにしましょう。
