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大麦若葉 :: 大麦の草丈が短いうちに刈りとった若葉。栄養バランスがよく青汁の原材料として人気。

ここがポイント
●青汁の原材料として人気。
●ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素をバランスよく含有。
●多く含まれている食物繊維は、腸内環境を整え、肥満を防止。
●野菜不足の方、食生活が乱れがちな方におすすめ。
若葉の栄養をたっぷり含んだ「青汁」が人気。

 日本では古来より「大麦」の生産が盛んで、作付けの多くは食糧として用いられてきましたが、近年では焼酎やビールの原材料となっています。

 「大麦若葉」はこの大麦の出穂前、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が葉に集中する草丈20〜30cmの状態を指すことが多く、この状態で刈り取られ、若葉の栄養をたっぷり含んだ「青汁」として人々に利用されます。

 大麦若葉は、クセのない風味のよさと甘みが特長で、食用として利用され始めたのは昭和40年代からです。萩原義秀氏が、大麦若葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)を見出して以来、国内外に急速に普及し、現在ではケールと並ぶ代表的青汁の原料として、不動の地位を築いています。

ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく含有。

 大麦若葉には、葉酸β-カロテンビタミンB2、B6CEなどのビタミン、亜鉛、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、さらには食物繊維、その他、さまざまな栄養素がバランスよく豊富に含まれています。

 ビタミンは、免疫力をアップさせ、皮膚や血管の老化を防ぎ、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病やがん予防に効果があります。また、ミネラルは、健康な血液や骨をつくり、酵素を活性化させるなど、新陳代謝やエネルギー産生などの生理機能を正常化し、ビタミンと同様に、ヒトには欠かせない大切な栄養素といわれています。そして、大麦若葉に多く含まれている食物繊維は、腸内環境を整え、便秘の解消、肥満などの予防にも良いとされており、これらの栄養素が豊富に含まれている大麦若葉は、まさに“栄養素の宝箱”といえます。

偏食は万病の元。青汁を食生活の改善の一策に。

 緑黄色野菜を食べようという呼びかけを、しきりに聞くようになりました。背景には、もちろん私たちの食習慣の偏りがあります。肉食志向のイメージが強い肉食指向のイメージが強い米国でも、実際は野菜の消費量がグンと増えていますが、日本ではむしろ減少傾向。国の発表した統計によると、両国の一人当たりの野菜消費量は、1995年を境に逆転しているほどです。

 動物性脂肪に偏りがちな食習慣。さらに運動不足やストレスも手伝って、中性脂肪が基準値を超えると、血液がドロドロした状態になりさまざまな生活習慣病を引き起こします。疲労が抜けず、仕事や勉強に集中できないという状態も、偏食によって栄養のバランスが崩れ、 体内のさまざまな機能が低下することが大きな要因のひとつです。

 また、緑黄色野菜に豊富に含まれる成分が体内で不足すると、血液の循環が悪くなり、冷え性の原因にもなります。

 このような野菜不足による多くのトラブルを予防する意味でも、栄養素バランスの優れた大麦若葉が、今、注目されているのです。


健康パワーブック 2010年3月発行

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