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インフルエンザ対策

  • 基本の予防方法
  • 受信方法・自宅療養
  • インフルエンザ予防ー日頃の備えー
  • 免疫力アップ成分

巷では新型インフルエンザの流行が本格化し、10月よりワクチンによる予防接種が、一部優先者を対象に始まりました。

インフルエンザの語源は、16世紀のイタリアの占星術師たちが、周期的に流行し終息する病を、星や天候の影響だと考え、ラテン語の「影響」(influenctiacoeli)にちなんで「influenza」と呼んだことに由来します。日本でも、古典の時代からインフルエンザの流行を思わせる記述がありますが、科学的に立証されているのは1900年頃からです。中でも1917年に世界中で感染が広まった「スペインかぜ」は、多くの犠牲者を出しました。日本では人口の約半分が罹患し、犠牲者は約40万人にのぼったといわれています。その後も「アジアかぜ」「香港かぜ」「ソ連かぜ」と呼ばれる突然変異型のインフルエンザが流行し、その度に多くの犠牲者が出ています。

今回の新型インフルエンザが終息しても、インフルエンザは毎年少しずつ型を変えて流行します。また、いつ、より深刻な新型が現れるとも限りません。いざという時に慌てないように、日頃の準備、流行時の対策、感染時のルールを、ここにまとめました。ご活用いただければ幸いです。

基本の予防方法:うがい・手洗いは、インフルエンザ予防の第一歩。正しい方法で実践しましょう。

正しい手の洗い方

付着したウィルスを洗い落とすために、指先、手首までしっかりと洗います。

手洗い1

手をぬらし、石けんをよく泡立てる

  手洗い2

手のひらを合わせてよく洗う

  手洗い3

手の甲をこすって洗う

手洗い4

指先、爪先、爪の間を洗う

  手洗い5

指の間をよく洗う

  手洗い6

手のひらを使って親指を洗う

手洗い7

手首を洗う

  水またはぬるま湯でよく洗い流して完了!
正しいうがいの仕方

のどを大きく開けて、「ガラガラ」と音がするようにゆすぎます。

うがい1

口に半分くらいの水を入れて、「グジュグジュ」と口の中をゆすぐ

  うがい2

口に1/3〜半分の水を含み、顔を上に向け、水を外に出すつもりで「ガラガラ」とゆすぐ(1回10秒×2〜3回)

正しいマスクの付け方・はずし方

マスクでの予防効果は実証されていませんが、満員電車や人ごみが気になる方は装着しましょう。

マスク1

【付け方】
耳にしっかりかけ、マスクのヒダを伸ばして、鼻・口をおおう

  マスク2

【はずし方】
汚染したマスク表面に手を触れないようにして、はずす

予防接種による予防について

インフルエンザの予防接種は、ごく弱めたウィルスを体内に入れることで、ウィルスに対する抗体をつくり、感染時の重症化を防ぐというものです。完全に感染を防止するものではないことを理解してください。今回の新型インフルエンザに関しては、10月より接種がスタートしました。ワクチンの数量が限定されるため優先順位があったり、費用負担が自治体で異なっていたりしますので、実施している医療機関の情報を確認してから接種を検討してください。

受診方法・自宅療養:感染拡大を防止するには、感染時の受診方法と療養中の行動が大切です。

「感染したかな?」と思ったら…

こんな変化が突然現れたら要注意。インフルエンザの感染を疑いましょう。
発熱(38度以上)、のどの痛み、鼻水、咳、全身痛、倦怠感、食欲不振

【1】
受診前に医療機関に電話し、受診の時間帯、受診方法について指示を受けます。(★近くの医療機関やかかりつけ医の電話番号をメモしておきましょう)

【2】
電話での指示に従い、かならずマスクを着用して受診先の病院に向かいましょう。

次の方は、まずはかかりつけのお医者様に連絡をして、受診方法を確認してください。
慢性呼吸器疾患のある方
慢性心疾患のある方
代謝性疾患のある方
腎機能障害のある方
疫機能不全など基礎疾患のある方
妊娠している方

【1】、【2】は2009年10月末現在の新型インフルエンザの受診方法です。 季節性または他の新しい型のインフルエンザに関しては、受診方法が異なりますので、医療機関や地域の情報をもとに行動してください。


療養中は近くの人にうつさないように注意!

【患者】
●マスクを着用し、せき・くしゃみをするときは必ずティッシュで鼻と口をおおう
●手をこまめに洗う
●水分補給と十分な睡眠を心がける
●必要以上に出歩かない
(★熱が下がった後も、症状が出た日の翌日から1週間は、外出を控えましょう)

療養中1
 

【患者の同居者】
●看護の時はなるべくマスクを着用し、看護後はこまめに手を洗う
●可能であれば、患者と別の部屋で過ごす

療養中2

年末年始は要注意!

通常インフルエンザが流行するのは、冬。
温度が低く乾燥した冬には、ウィルスの感染をブロックする粘膜(鼻や喉)の働きが弱まる上、空気中のウィルスが長生きできるからです。さらに、多くの人が移動し、人に会う機会も増える年末年始は、感染が大きく広がる恐れがあります。この時期には、なるべく人ごみを避け、帰宅後のうがい・手洗いを欠かさないこと。また、体調に変化や不安を感じたら、約束を断って様子を見る勇気も必要です。

パトス別冊2009 11月

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