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ビタミン・ミネラル不足は肥満につながる!

別冊 リブロン通信
取材協力・監修
佐藤 務 先生(ビタミン外来)

埼玉県生まれ。1990年国立宮崎医科大学卒業。現在、虎門会稲毛病院整形外科に勤務。1997年に「健康を維持・増進していくためにはどうしたらいいか」を提案していく場として、ビタミン外来を開設。

力ロリーをエネルギーに変えるにはビタミン・ミネラルが不可欠

 私たちは生命を維持するために食べ物を摂りますが、そのとき体内では二つの代謝が行なわれています。一つは、食べ物から摂取したカロリーを身体を動かすエネルギーに変えること。もう一つの代謝は、カロリーとタンパク質で、身体の一つ一つの細胞をつくりかえることです。

 食べ物のカロリーをエネルギーに変えるには、ビタミン・ミネラルが不可欠。どのビタミン・ミネラルが欠けても、代謝はスムーズに行なわれません。

 例えば、食べ物からカロリーを10摂ったのに、ビタミン・ミネラルは3しか摂れなかったとします。10摂ったカロリーを10エネルギーに変えられれば問題はないわけですが、ビタミン・ミネラルが3しかないと3までしかエネルギーに変えられないのです。それでは、残りの7はいったいどうなるのか。この残りの7は、皮下脂肪になって蓄積し、肥満につながります。毎食、この7がたまり続けて肥満になると、特に中高年の方は、糖尿病、動脈硬化、心臓病、高血圧などの生活習慣病にかかる危険が高くなります。また、腰痛や膝の痛みなどの誘因にもなります。


力ロリーを含まない形で摂取するために、栄養補助食品を活用しよう

 カロリーをエネルギーに変えるためにはビタミン・ミネラルをしっかり摂ればいいわけなのですが、ビタミン・ミネラルを5摂れるような食事内容に変えると、たいていカロリーも10から15など増えてしまうことになります。これでは、当然さらに太り続けます。

 だからといって、食べる量を減らしたり、食品の種類を減らしたりしてカロリーを減らすと、ビタミン・ミネラルの摂取量も減ってしまいます。その結果、食べるのを我慢しているのにちっとも痩せないという状態を招くことになるのです。そればかりか、エネルギーがつくりだせないので、筋肉がおちて体脂肪が増加してしまいます。

 つまり、肥満を防止し、生活習慣病を予防するためには、カロリーを含まない形でビタミン・ミネラルを摂取することができればいいというわけです。ビタミン・ミネラルの粒状の栄養補助食品ならば、カロリーを気にせずしっかりビタミン・ミネラルを摂取することができます。

別冊 リブロン通信 2000.09.10発行
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